身近なユニクロの洋服を使って、日立製の衣類乾燥機の実力を検証していきたいと思います。
使用する衣類乾燥機は、日立製の衣類乾燥機「DE-N50WV」です。
日立製の衣類乾燥機「DE-N50WV」の主要スペックは下記のとおりです。
製造メーカー:日立(Hitachi)
乾燥容量:5kg(洗濯物を乾かせる量)
消費電力(弱モード):720W
※消費電力は室温20℃と仮定
乾燥させる衣類
ユニクロ エアリズム 2枚
衣類乾燥機で乾燥させるものは、白色の半袖のエアリズムです。
今回は2枚合わせて乾燥機に入れて、どのくらいの時間で2枚ともに乾ききるのか、検証したいと思います。

洗濯・乾燥前のサイズ測定
衣類乾燥機で熱をかけて乾燥させると、衣類が縮んでしまう可能性があります。
そこで、洗濯・乾燥前に衣類のサイズ測定をしておきましょう。

洗濯タグをチェック
素材
ポリエステル 88%
ポリウレタン 12%
エアリズムは化学繊維のみで構成されています。

衣類乾燥機は推奨されているか?
洗濯タグによると、衣類乾燥機の利用は推奨されていませんでした。
自己責任で衣類乾燥機を使用します。

検証結果
乾燥時間(完全に乾くまでの時間)
乾燥開始8分後
まだ2枚ともに水気があり、乾いていませんでした。

開始17分後
2枚とも完全に乾いていました。

検証結果:ユニクロのエアリズム2枚の乾燥時間は弱モードで17分でした!
乾燥前後の衣類のサイズ変動調査
衣類乾燥機での乾燥が完了した衣類のサイズを各所測定してみました。
その結果、乾燥前後でサイズの変動は見られませんでした。

これはエアリズムには化学繊維が主に使われていることが大きいのかもしれません。
今後は綿100%などの自然繊維の衣類も試していきたいと思います。
電気代の計算
上の検証結果から電気代を計算してみると…
消費電力(弱モード):720W
乾燥時間:17分
1kWhあたりの電気代:26.48円
電気代=5.53円
※電力会社は東京電力と仮定し、2021/5/9時点での税込料金である”26.48円/kWh”で計算する
エアリズム2枚を完全に衣類乾燥機で乾かせすのに、5.53円という結果になりました。
乾燥前後の衣類の重さ
<乾燥前(洗濯機での脱水直後)>
エアリズム1枚目:115g
エアリズム2枚目:117g
平均:116g
※差異2gは脱水のムラ

<乾燥後>
エアリズム1枚目:78g
エアリズム2枚目:81g
平均:79.5g

<乾燥前後の重量比較>
116g-79.5g=36.5g
したがって36.5gの水分が蒸発あるいは排水として出ていったことがわかりました。
排水量
排水量は10ml程度でした。
予想通り、かなり少ない排水量となりました。
エアリズムは通気性が高く水を含みにくいため、洗濯機の脱水である程度水を落とせているのが大きいと思います。
乾燥機に入れることで失われた水分量は約36.5gだったので、
蒸発した水分量は36.5g-10g(=10ml)=26.5gと推測できます。