乾燥機

衣類乾燥機のスタンドを一覧表でわかりやすく比較!実際に選んだ設置スタンドも紹介します。

衣類乾燥機のスタンド一覧表

衣類乾燥機のスタンドは主に3種類あります。

・床置きスタンド

・洗濯機上スタンド(直立式)

・洗濯機上スタンド(洗濯機の背面固定式)

それぞれのスタンドを「組み立てのしやすさ」、「高さ」、「天板の使いやすさ」、「乾燥機下のスペースの活用しやすさ」、「価格」という5つの項目で比較していきます。

衣類乾燥機スタンドを「組み立てのしやすさ」で比較してみる

乾燥機のスタンドのなかで最も組み立てがカンタンなのが、「床置きスタンド」です。

サイズが小さいので、重量も軽いです。

女性一人でも組み立て可能だと思います。

一方で、「洗濯機上スタンド(直立式)」と「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」はサイズが大きいため、組み立てに2人以上はほしいところ。

特に、「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」は洗濯機の背面にボルトでしっかり固定する必要があるため、けっこう大変です。

自分でDIYするよりも、購入時に設置料を払って、業者に組み立てを依頼するのが無難だと思います。

多少のお金を払ってでもプロに設置してもらったほうが、安全ですし、自分の時間を節約できます。

無理に自分で組み立てて、万が一ケガをしてしまったら元も子もないですからね。

衣類乾燥機スタンドを「高さ」で比較してみる

今度は衣類乾燥機スタンドの「高さ」で比較してみましょう。

床置きスタンドは、最も高さが低く、背の低い人でもカンタンに使用できます。

一方、「洗濯機上スタンド(直立式)」と「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」は洗濯機の上に、衣類乾燥機を設置しているので少しだけ高さがあります。

乾燥させた衣類を取り出すときに、すこしつま先立ちになりながら奥の衣類を取り出すことになるかもしれません。

衣類乾燥機スタンドを「天板の利用しやすさ」で比較してみる

乾燥機の天板は意外と便利な場所です。

天板は幅630mm×奥行き516mmの広さがあるので、フェイルタオルなどを収納することができます。

床置きスタンドの場合は、高さが低いのでタオル収納などに便利です。

タオルのようなやわらかい素材のものなら、乾燥機の動作中の振動でも落ちることはありません。

一方、「洗濯機上スタンド(直立式)」と「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」は洗濯機の上にあるので、身長の高い人じゃないと手が届きにくく、タオル収納などには不向きで、少し使いにくいです。

衣類乾燥機スタンドを「乾燥機下のスペース活用」で比較してみる

乾燥機下のスペースの活用についても比較していきましょう。

床置きスタンドの場合、乾燥機下には高さ30cmほどのスペースがあります。

乾燥機の直下には排水ホースがあるので、排水ホースをうまく避けるようにすれば、なにかモノを収納することが可能です。

私はデッドスペースとなるのが嫌だったので、高さの低い無印良品の衣装ケースを2段重ねで収納していました。

この衣装ケースには、靴下やタオル、Tシャツなど生地の薄いものを入れるために使います。

乾燥機で乾いた衣類をすぐに衣装ケースに入れることができるので、乾燥機下のスペースを有効利用できるのは非常によかったです。

一方で、「洗濯機上スタンド(直立式)」と「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」の場合は、下には洗濯機が来ることになるでしょう。

そのため乾燥機直下のスペースは有効活用できません。

しかし、それ以外の大きなスペースを有効活用できます。

衣類乾燥機で家のスペースが狭くなるのが嫌な人には、「洗濯機上スタンド(直立式)」と「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」という選択肢がピッタリかと思います。

ただ、先述の通り、組み立てに二人以上の作業が必要だったり、高さがあって、天板が利用できないことが惜しいところです。

衣類乾燥機スタンドを「価格」で比較してみる

最後に、衣類乾燥機スタンドを「価格」で比較してみたいと思います。

私が日頃使っている日立製「DE-N50WV」の取扱説明書によりますと、下記の通りです。

・床置きスタンド:9,900円(税込)

・「洗濯機上スタンド(直立式)」:16,500円(税込)

・「洗濯機上スタンド(洗濯機背面固定式)」:11,000円(税込)

最も安価な床置きスタンド(9,900円)と、最も高価な洗濯機上スタンド(直立式)(16,500円)では、約6,600円の価格差があります。

これはけっこう大きな価格差ですよね。

乾燥機本体だけでなく、乾燥機スタンドも必須アイテムですので、きちんと予算に組み込んで問題ないか確認してから、購入したいですね。

まとめ:私が選んだ衣類乾燥機スタンドとは

これまでに3種類の衣類乾燥機スタンドについて、「組み立てのしやすさ」「高さ」「天板の使いやすさ」「乾燥機下のスペース活用」「価格」といった項目で比較を行ってきました。

少しでも参考になれば幸いです。

こうした比較のなかで、私が実際に購入した衣類乾燥機スタンドは「床置きスタンド」です。

最大の魅力は最も安い価格でした。

衣類乾燥機は便利で自分の時間を増やしてくれる有益なツールですが、導入コストを極限まで抑えたかったので、最も導入コストの安い床置きスタンドが私の選択肢でした。

幸運にも家の脱衣所に、ぎりぎり床置きスタンドスタンドと乾燥機がおさまるスペースがあったのも大きなポイントでした。

どうしても家のスペースを犠牲にしたくない人は、洗濯機上スタンドがぴったりの選択肢になるでしょう。

床置きスタンドを使ってみると、天板が意外と広いのでタオル収納に使えたり、乾燥機下のスペースに収納ボックスをいれたり、有効活用することができました。

これは大きな利点だと思います。

なにより床置きスタンドは高さが低いので、たとえばお年寄りの方にもおすすめできるものだと思います。

腰のまがったお年寄りの方には、濡れた洗濯物を干す、という行為も大変なものだと思いますので、家事の負担を減らす意味でも、「衣類乾燥機」+「床置きスタンド」の組み合わせがおすすめできます。

なにかの参考になれば嬉しいです。

それでは。